2022年12月08日
冬の間ずっと冷たい風を黙々と耐え抜いた木々が新しい気運を起こそうとうごめく。 身を割るような鋭い冬の風をこの冬も暖かく過ごすことができたのは皮肉なことに彼が裸で過ごした理由です。
一つ一つできるすべてのものを重ね着してもうずくまって寒さに耐える私たち人間の目で見ると奇跡に近い神秘です。
冬がさらに寒く春が簡単に来ないのは万物を作ったその方の前に一つ一つ私たち自身を表わしたことが決してないためです。突然傷だと思ったら、私たちは本能的にその部位を包みます。
もし周りに少しでも大丈夫だと思うものがあれば、手を伸ばしてべたべた傷の部位に塗ったりかぶせておいて安心します。 隠して包むことだけが能ではないにもかかわらず、愚かさだけを繰り返します。
なかなか傷をさらしたり、簡単に人に見せたりしないようにします。 傷があることさえ恥じています。
甚だしくは神様の前でも隠して隠そうとします。 私たちの唇で神様はすべてを知っていると告白しながらも、むしろその方にさらに隠そうとします。
これは自分だけが経験する痛みだと言って、深く引っ張ったり、適当に覆ってしまい、知らんぷりをします。 しかし、神様は私たちが体験する痛みよりもっと細かい痛みを先に感じていらっしゃいます。
私たちがすべきことは、すでに知っている方に素直にすべてを開いて見せることです。 傷の醜さや凄絶な事情をあえて切々と説明しなくてもいいです。 ただありのままを透明に見せるだけです。
神様の前に私たちのすべてを純粋に表させてください。
"更に、神の御前では隠れた被造物は一つもなく、すべてのものが神のエには裸であり、さらけ出されているのです。"(ヘブライ人への手紙4書13節)
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